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freee・やよいの青色申告・マネーフォワード、個人事業主にはどれが合う?実務目線で比較

2025年6月9日

✅ この記事でわかること

  • 3つの会計ソフトの設計思想の違い
  • 料金プランの比較
  • 自分に合うソフトの選び方

「会計ソフトを使って自分で確定申告したいけど、どれを選べばいい?」

freee・やよいの青色申告オンライン・マネーフォワードクラウド確定申告の3つが定番ですが、どれも似たように見えて、実は設計の考え方がまったく異なります。

「税理士・記帳代行・自分でfreee、どれを選ぶか」という前段の比較記事もあわせてご覧ください。
👉税理士・記帳代行・自分でfreee、あなたはどれを選ぶ?【実務目線で比較】 - 財務サムライ

📌 この記事を書いた人について

筆者はfreeeを実務で毎日使用しています。やよい・マネーフォワードについては試用経験がある程度で、操作感の細かい比較は正直できません。その分、「どんな人向けに設計されているか」という設計思想の違いと、料金の客観的な比較に絞ってお伝えします。

まず結論:3つの違いを一覧で確認

比較項目freee会計やよいの青色申告オンラインマネーフォワード
向いている人経理ゼロの初心者幅広い層・乗り換え組簿記知識がある人
入力の設計収入・支出の直感入力かんたん取引入力仕訳に近い入力
初年度費用30日無料トライアル1年間無料1ヶ月無料トライアル
最安プランの月額約980円〜(税抜)無料期間後は有料約900円〜(税抜・年払)
スマホアプリ
シェアNo.1
消費税申告△ 上位プランのみ◎ 全プラン対応△ 上位プランのみ
ネット上の情報量多い非常に多い多い

⚠️ 料金は改定される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

3つのソフトの「設計思想」の違い

料金よりも大事なのが、この設計思想の違いです。どのユーザーを想定して作られているかが、使いやすさを大きく左右します。

freee:経理の知識がゼロでも使える設計

freeeは「経理の知識がない個人事業主・フリーランス」を最初から想定して作られています。

入力画面では「収入or支出?」という質問に答えていく形式で、簿記の知識がなくても操作できます。「仕訳」「借方・貸方」といった経理用語をできるだけ使わず、直感的に操作できるよう設計されています。

銀行口座やクレジットカードとの自動連携、レシート撮影からの自動入力など、手入力を減らす機能が充実しています。

記帳代行者の立場からも、freeeはクラウド上でクライアントとデータを共有しやすく、記帳代行との相性が非常によいと感じています。

クラウド会計シェア No.1【freee会計】

やよいの青色申告オンライン:シェアNo.1の安心感

やよいは長年デスクトップ型の会計ソフトとして多くのユーザーに使われてきた実績があり、クラウド版(オンライン)も現在クラウド会計ソフトシェアNo.1です(MM総研調べ、2026年3月末時点)。

「かんたん取引入力」という独自の入力方式があり、取引の種類を選ぶだけで自動的に仕訳が作成される仕組みです。ネット上に使い方の情報が非常に豊富なため、わからないことがあっても調べやすいのが強みです。

また、全プランで消費税申告に対応しているのはやよいの大きな特徴です。freeeやマネーフォワードでは最安プランでは消費税申告ができません。インボイス制度に対応した課税事業者の方には、この点が重要になります。

やよいの青色申告オンライン

マネーフォワードクラウド:簿記経験者向けの設計

マネーフォワードは、3つの中で最も簿記の用語・概念に近い入力画面になっています。「仕訳」という形式で入力する場面が多く、簿記の知識がある方や、経理経験者には使いやすいと言われています。

一方で、まったくの経理初心者にとっては少し入口の敷居が高いという声もあります。

家計管理アプリ「マネーフォワードME」との連携がしやすいため、個人の家計と事業の収支を一元管理したい方には向いています。

はじめてでも安心のサポート体制 マネーフォワード クラウド確定申告

料金プランの比較(2026年最新)

freee会計(個人事業主向け)

個人事業主向けプランは、スターター・スタンダード・プレミアムの3種類です。注意点として、最安のスターターでも帳簿付けや確定申告などの基本機能は使えますが、消費税申告の機能は上位プランにしかありません。そのため消費税の課税事業者は、必然的にスタンダード以上のプランを選ぶことになります。

プラン月額目安(税抜)主な対象
スターター約980円〜白色申告・免税事業者
スタンダード約1,980円〜青色申告・課税事業者
プレミアム上位プラン高度な機能が必要な方

⚠️ 料金改定がありますので、最新料金は公式サイト(まずは無料でお試し【freee会計】)でご確認ください。

やよいの青色申告オンライン

すべての機能が使えて、1年間無料で始められます。また全プランで消費税申告に対応しているのが特徴です。2年目以降はセルフ・ベーシック・トータルの3プランから選択します。

プラン特徴
1年目無料
セルフ(2年目以降)操作サポートなし・低価格
ベーシック電話・メールサポートあり
トータルフルサポート

⚠️ 料金改定の最新情報は公式サイト(やよいの青色申告オンライン)でご確認ください。

マネーフォワードクラウド確定申告(個人向け)

個人向けプランは、パーソナルミニ・パーソナル・パーソナルプラスの3種類です。小規模な個人事業主やフリーランスは最安の「パーソナルミニ」で十分ですが、消費税の課税事業者は「パーソナル」を選びましょう。

プラン年払い月額目安(税抜)主な対象
パーソナルミニ約900円〜仕訳件数が少ない・免税事業者
パーソナル約1,280円〜青色申告・課税事業者
パーソナルプラス約2,980円〜手厚いサポートが必要な方

⚠️ パーソナルミニは仕訳件数に上限があります。最新情報は公式サイト(マネーフォワード クラウド確定申告)でご確認ください。

入力のしやすさについて正直に言うと

「どのソフトが一番入力しやすいか」という質問をよく受けますが、筆者の正直な感想は「慣れの問題が大きい」です。

どのソフトも一定の操作を覚えれば使えるようになります。大事なのは、自分の経理知識のレベルと、最初に触ったときの「しっくりくる感覚」です。

強いて言えば、経理の知識がまったくない方にはfreeeの直感的な入力形式が入りやすく、簿記の知識がある方やExcelの仕訳表に慣れている方にはマネーフォワードややよいの方が馴染みやすい傾向があります。

あなたはどれを選ぶべきか

freeeを選ぶべき人

  • 経理・簿記の知識がほぼゼロ
  • 記帳代行者に記帳を任せたい(freee対応の記帳代行者が多い)
  • 銀行口座やクレジットカードを同期して手入力の手間を省きたい

やよいの青色申告オンラインを選ぶべき人

  • とにかく費用を抑えて始めたい(初年度1年間無料)
  • 消費税の課税事業者で、コストを抑えたい

マネーフォワードを選ぶべき人

  • 簿記の知識がある、または経理経験がある
  • マネーフォワードMEで家計管理をしていて連携したい
  • 銀行・クレカの連携数を重視する

筆者がfreeeを選んでいる理由

最後に、筆者がfreeeを実務のメインツールとして使っている理由を正直にお伝えします。

一番の理由は記帳代行との相性です。クライアントと同じfreeeアカウントにアクセスして作業できるクラウドの仕組みが、記帳代行の業務フローに最も合っています。

また、経理知識がない個人事業主のクライアントがfreeeを選ぶことが多く、「クライアントが使っているから筆者も詳しくなる」という相乗効果もあります。

やよいやマネーフォワードが劣っているということではありません。それぞれに強みがあり、使う人の状況によって最適解は変わります。

freeeを利用している税理士事務所や記帳代行者も意外と多く、会計を依頼したい場合に引継ぎがスムーズにいくことが期待できます。

📢 広告 freeeは30日間無料で全機能を試せます。まず使ってみてから判断するのがおすすめです。⇒まずは無料でお試し【freee会計】

まとめ

3つのソフトは、それぞれ異なるユーザーを想定して設計されています。

  • freee:経理ゼロの初心者・記帳代行を活用したい人向け
  • やよい:コストを抑えたい・シェアNo.1の安心感を求める人向け
  • マネーフォワード:簿記経験者・家計管理と連携したい人向け

どれが正解かは人によって異なります。まずは無料期間を活用して実際に触ってみることが、一番の近道です。

本記事の料金情報は調査時点のものです。最新の料金は各公式サイトでご確認ください。

本記事に掲載している情報は一般的な参考情報です。個別の税務処理については税理士等の専門家にご相談ください。

「そもそも税理士に頼むか自分でやるか」から迷っている方はこちらもどうぞ。
👉税理士・記帳代行・自分でfreee、あなたはどれを選ぶ?【実務目線で比較】 - 財務サムライ

よくある質問(FAQ)

Q. 会計ソフトでは何ができますか?

日々の取引データを登録することで、青色申告決算書・確定申告書などの申告書類の作成、仕訳帳・総勘定元帳などの帳簿の作成ができます。プランによっては消費税の申告書の作成も可能です。

Q. 簿記の知識がなくても使えますか?

freee・やよい・マネーフォワードの3つはいずれも、簿記の知識がなくても登録できる入力フォームが用意されています。「収入か支出か」を選ぶだけで仕訳が自動作成される機能があるため、経理初心者の方でも始めやすいです。

Q. 導入後にサポートは受けられますか?

各ソフトにサポート体制があります。freeeとマネーフォワードはチャット・メールでのサポート、やよいの青色申告オンラインはメール・チャットに加えてプランによっては電話サポートも受けられます。

Q. スマホやタブレットでも使えますか?

3つとも対応しています。ただしスマホアプリでは使える機能が限られる場合があります。freeeはスマホで確定申告書の作成まで一貫して行えます。やよいのスマホアプリは取引入力とレシート取込のみで、確定申告の作業はブラウザからのログインが必要です。

Q. 銀行口座やクレジットカードと連携できますか?

3つとも対応しています。銀行口座やクレジットカードをソフトと連携することで、取引データが自動で取り込まれます。手動で日付・取引先・金額などを入力する手間が大幅に省けます。

Q. どのソフトから始めればいいですか?

まず費用を抑えて試したい方はやよい(初年度1年間無料)、経理知識ゼロから始めたい方はfreee、家計管理アプリと連携したい方はマネーフォワードがそれぞれ入りやすいです。どのソフトも無料期間があるので、実際に触れてみてから決めることをおすすめします。


本記事の料金情報は調査時点のものです。最新の料金は各公式サイトでご確認ください。

本記事に掲載している情報は一般的な参考情報です。個別の税務処理については税理士等の専門家にご相談ください。

-④会計ソフトの選び方